先日、ヨコトリ行きました。
横浜美術館で途中までみて、なぜこれらの作品がチョイスされたのか全然分からない・・・と思い、入口に戻り森村泰昌さんの解説した音声ガイドを借りました。正解でした。その解説が分かりやすかった〜。
(そういえば森村泰昌さんの本も身近な例を出して説明があったりで感動したな〜。)
わくわく感があふれてて、とても充実した時間を過ごせました。
華氏451ってそういう小説からきてたのね〜。書物を読むのを禁じられた世界・・・・。という説明文を読み、あれ?なんかこういう映画見たな〜〜と記憶をたどって気づきました。
そういえばクリスチャン・ベールが出てた「リベリオン」がまさにそういう話だった〜。なるほど〜。リベリオンも中盤までそういう緊張感があったな・・・。終盤はアクションでもってかれてしまったけど。「ガン=カタ」っていうアクションが不思議でした。。
話を戻して、
タリン・サイモンの「死亡宣告された生者、その他の章」というのは怖い作品でした。生きているのに死んだ事にされている人がいることと、それを何事もなく作品として見ている事への距離感。「これ、見てもいいのかしら・・・」と躊躇してしまう。作品というより取材結果を見てるようだった。
実際に美術や文化に圧力がかかっていることを表すような作品を見ると、逆に美術や文化がすごい力を持っていて、それを恐れる存在がいるということが分かりますね〜。
美的な良さや芸術の言葉で固めない、美術?の一面を見られてよかったです。